クラシック好きの素人のたわごと

クラシックに取り憑かれた音楽にはずぶの素人のたわごとです。皆さんのお役に立てることが書ければ良いのですが…

2007年はシベリウス・イヤー!…シベリウス 交響曲第1番!

前回、久しぶりにベートーヴェンのピアノ・ソナタ紹介を更新しましたが、もう1つ放置していたコーナー(?)を復活させます。それは…1回しかやらなかったシベリウス・コーナーです。
気が付けば9月ももう半ば過ぎ。あと3ヶ月半でシベリウス・イヤーも終了してしまいます…。

第1番はフィンランド出身のシベリウスらしく、北欧的な雄大な自然や厳しい寒さを感じさせるメロディも多々有り、なかなかとっつきやすい曲だと思います。

僕個人のシベリウスの楽曲に対するイメージは、寒い冬、雪解けと春の訪れ、夏と秋はなくて再び冬の嵐。それから北欧の大森林の航空写真ですね。忘れてはいけないのが、兵士たちの出陣。決まって結末は討ち死に!ベートーヴェン的な勝利のファンファーレなんてものは、シベリウスの世界には存在しません。

固定概念にとらわれすぎでしょうか?でも、どの演奏を聞いても弦楽器が透明感のある、しかし冷たいメロディを奏でているのです。苦戦を強いられる

この第1番でも、第1楽章では冬から春へと移り行く様子が感じられます。最初は冬の寒さや厳しさが感じられるメロディが流れます。徐々に季節は移り変わり暖かい日差しを感じさせるメロディへ。そして春の訪れ。人々の喜びが爆発します。

第2楽章は安らぎの楽章でしょうか。しかし、どこか悲壮感が感じられます。来るべき不幸を感じているのでしょうか…。

第3楽章では軍隊が出陣前に士気を高めているような、力強いリズムが流れます。

第4楽章、そして悲劇の結末です。第3楽章での盛り上がりはどこへやら…。冒頭から不吉なメロディが続きます。苦戦、苦難、一人、また一人と倒れていく仲間。故郷が懐かしい…。そして、最後は…全滅。

いつものことですが、上に書いたのは全て僕の想像です(妄想とも言います)。一説によるとシベリウスは大半の作品で、標題性やストーリー性を否定していたとか。

今回の推薦CDはこの人抜きでシベリウスの曲は語れない!フィンランド生まれの指揮者パーヴォ・ベルグルンドによる、フィンランドのヘルシンキフィルによる、フィンランドの大作曲家シベリウスの演奏です。交響曲の他に管弦楽曲も入って3500円と大変お得な8枚組です。

シベリウスBOX
シベリウス:交響曲全集
パーヴォ・ベルグルンド指揮
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984〜1987年(交響曲)
    1970〜1978年(管弦楽曲)
EMI



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  1. 2007/09/17(月) 21:45:32|
  2. シベリウス
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復活した無謀な挑戦…ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲紹介第13回!

「復活する」と宣言した以上、このコーナーを放置しておくわけにはいきません。
個人的な意地と、自己満足の境地、「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲紹介」のコーナー第13回、ピアノ・ソナタ第13番「幻想曲風ソナタ」です。

さて、「幻想曲」とは一体何でしょうか?色々調べてみたところ、形式に特に決まりがなく自由な楽曲のことを指すらしいです。

それに対して「ソナタ」とは何でしょうか。これは「ソナタ形式」の楽章を含む器楽曲、室内楽曲のことを指すらしいです。一般的にはピアノ・ソロや、ヴァイオリン等+ピアノ伴奏の曲を指していますが、バロック以前は4人で演奏するソナタもあったようです。

「ソナタ形式」とは「提示部」から「展開部」を経て「再現部」へと進む曲の作り方のことだそうです。最初に印象的なメロディを奏でて、色々と変形させたり繰り返したりしながら、最後にもう一度印象的なメロディが流れる、ということでしょう、きっと。

その他にも「提示部」の第2主題は第1主題の「属調」または「平行調」で書かれる、「再現部」の第2主題は第1主題と「同じ調」で書かれる、といった約束事があるようです。

音学(学の字はわざとです)に疎い僕にはよくわかりませんが、いろいろな約束事が決まっている作曲法ってことだけはわかりました(苦笑)

ってことは、「幻想曲風ソナタ」とは『約束事を守りつつ自由に作曲した』という意味でしょうか?それとも『約束事を守っているように見せかけて、実は自由に作曲した』という意味でしょうか?結局、謎は謎のままでした…

それはともかく、第13番は良いです!

ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1 「幻想曲風ソナタ」
Total Play Time…ギレリス盤 16:16 /バックハウス新盤 14:33 /グルダ盤 14:30

第1楽章…ギレリス盤 5:50 /バックハウス新盤 4:49 /グルダ盤 6:30
落ち着いた静かな立ち上がりです。と、思って油断していると中間部で突然の盛り上がりが。そして最後はまた、落ち着いたメロディに。

第2楽章…ギレリス盤 1:40 /バックハウス新盤 2:08 /グルダ盤 1:50
徐々に迫る不安と恐怖とも言うべきメロディが冒頭で流れます。中間の迫ってくる足音のような低音部がまた怖いですね。最後にまた恐怖感が盛り上がってきます。

第3楽章…ギレリス盤 3:11 /バックハウス新盤 2:11 /グルダ盤 2:30
再び静かな音楽へ。しかし、最後には段々強くなって行き、そのまま第4楽章へ。小休止があるのかもしれませんが、アタッカ(楽章を切らずにつなげること、らしい)です。この盛り上がりが好きです。

第4楽章…ギレリス盤 5:35 /バックハウス新盤 5:15 /グルダ盤 4:56
脳天気です。第1楽章・第3楽章の静寂、第2楽章の恐怖感はどこへやら。明るい、元気なメロディで楽しませてくれます。途中で静かなやや暗めのメロディが流れますが、最後は明るく締めくくる。「運命」的な作曲法ですね。解釈によっては第3楽章と第4楽章を合わせて一つの楽章とする見方もあるようです。僕の所有しているCDでも第4楽章としているものと第3楽章の後半としているものの両方がありました。

ついに買ってしまいました…と言っても、半年前のことですが(苦笑)
ギレリスのベートーヴェン ピアノ・ソナタ集。全集ではないのが残念ですが、演奏・録音ともに最高の出来です!選帝公ソナタやエロイカ変奏曲も入っています。

gilels-piano-sonatas
ピアノ・ソナタ集[第2〜8、10〜21、23、25〜31番]
エミール・ギレリス
録音:1972-1985年[ステレオ&デジタル]
ドイツ・グラモフォン



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  1. 2007/09/08(土) 18:42:39|
  2. ベートーヴェン
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Author:クラ好き素人
学校の音楽は大嫌い、楽譜は読めない、楽器は弾けない全くの素人です
でも、素人だからこそ伝えられることがある、と信じて色々書いてみようと思います


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